易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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その場に止まってみる そこにいることを喜んでみる 沢山咸【易暮し】

沢山咸,六十四卦,易経

 

こんにちは、暖淡堂です。

寒い日が続くようになりました。

皆様、体調にお気をつけてお過ごしください。

インフルエンザも流行り始めているようですね。

コロナもなくなったわけではなさそうで。

まだまだ外出時には気が抜けません。

 

で、卦を立ててみました。

沢山咸でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

以前の沢山咸の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

兌/艮

沢山咸

咸。亨。利貞。取女吉。

咸は、亨る。貞しきに利あり。女を取(めと)るは吉。

 

上卦兌(沢)、下卦艮(山)は少男。

若い男性が若い女性の下にいる形。

女性を立てている様子に見えます。

また、下卦(内卦)の艮は止まること。

上卦(外卦)の兌は喜ぶ様子。

今いるところに止まって、喜んでいる姿でもあります。

 

世の中は変わり続けるので、いつまでも同じところにいることはできません。

自分がずっと同じところにいたとしても、周囲が変化してしまいます。

自分の置かれている状況が変わってしまいます。

それでも、自分の在り方、心の持ち方を維持できれば、いつまでも同じ状態でいられるかもしれません。

 

自分の在り方、心の持ち方を維持するといっても、何かに固執したり、頑固に主張したり、意地でも動かなかったり、ということではむしろ害になってしまいます。

世間との向き合い方が安定している、物事への対応が落ち着いている。

そんな振る舞い方が大事なのだと思います。

人格(パーソナリティー)が安定しているといえるかもしれません。

 

kenjins.jp

 

落ち着いた穏やかな暮らしは、まず自分が落ち着いた穏やかな人になること。

そこから始めないといけませんね。

 

どうぞよい一日を。

 

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