易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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ゆっくりと下りながら次の山を目指す 雷天大壮【易暮し】

雷天大壮、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

寒いですね。

気温の低い日は、これから続くようです。

どうぞ風邪などひかれませんように。

この季節の体調維持にいいのは、暖かくして過ごす、ですね。

 

自分の還暦がじわりと近づいてきました。

そこで何かが大きく変わるわけではないのですが、なんとなく気になっています。

いつもの誕生日ではないように思っています。

 

で、卦を立ててみました。

雷天大壮でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は次の通り。

 

大壮。利貞。

大壮は、貞しきに利あり。

 

太陽が中天にあって輝いています。

大いに力が発揮される時。

これまでに身につけてきた知識や経験が、生かされている状況ですね。

 

太陽が中天に昇り切れば、後は傾いていくだけ。

坂は上り詰めたらあとは下るしかありません。

なんとなく、しょんぼりしてしまいがち。

 

ただ、僕はそれを、最近は違う理解の仕方をするようになりました。

下るのは、次の山を見つけて上るため。

今の坂を上るときに身につけたものを生かして、次の目標に向かうため。

 

山の上に立ち尽くしていたら、次の目標に向かえません。

そこを離れたら、自然と下ることになります。

坂を下るのは、むしろ自分に動く力があるということ。

 

下っている感じがしたら、自分は次の目標に向かっているのだと思うといいでしょうね。

 

太陽が傾くとか、満ちた月が欠けていくとか、いろいろと気にしてしまいます。

しかし、よく考えたら、太陽自体は別のところを照らすために動いているだけ。

月自体も欠けることはないですね。

 

それを、見る側の視点でいろいろと理解しているだけ。

自分自身を太陽だと思い、月であると見立てて生きる。

そんな視点で易の卦の言葉を読むということも、必要な気がしています。

 

どうぞ好い一日をお過ごしください。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

 

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