こんにちは、暖淡堂です。
寒いですね。
気温の低い日は、これから続くようです。
どうぞ風邪などひかれませんように。
この季節の体調維持にいいのは、暖かくして過ごす、ですね。
自分の還暦がじわりと近づいてきました。
そこで何かが大きく変わるわけではないのですが、なんとなく気になっています。
いつもの誕生日ではないように思っています。
で、卦を立ててみました。
雷天大壮でした。
卦辞は次の通り。
大壮。利貞。
大壮は、貞しきに利あり。
太陽が中天にあって輝いています。
大いに力が発揮される時。
これまでに身につけてきた知識や経験が、生かされている状況ですね。
太陽が中天に昇り切れば、後は傾いていくだけ。
坂は上り詰めたらあとは下るしかありません。
なんとなく、しょんぼりしてしまいがち。
ただ、僕はそれを、最近は違う理解の仕方をするようになりました。
下るのは、次の山を見つけて上るため。
今の坂を上るときに身につけたものを生かして、次の目標に向かうため。
山の上に立ち尽くしていたら、次の目標に向かえません。
そこを離れたら、自然と下ることになります。
坂を下るのは、むしろ自分に動く力があるということ。
下っている感じがしたら、自分は次の目標に向かっているのだと思うといいでしょうね。
太陽が傾くとか、満ちた月が欠けていくとか、いろいろと気にしてしまいます。
しかし、よく考えたら、太陽自体は別のところを照らすために動いているだけ。
月自体も欠けることはないですね。
それを、見る側の視点でいろいろと理解しているだけ。
自分自身を太陽だと思い、月であると見立てて生きる。
そんな視点で易の卦の言葉を読むということも、必要な気がしています。
どうぞ好い一日をお過ごしください。
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