易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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諸々、柔軟に 山地剝【易暮し】

山地剝、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

 

暑い日が続いていますね。

急に暑くなったので、疲れが溜まっていたり、体調を悪くしたり。

そんな方が多いようで。

それでも、ゆっくり休むのが難しいという方もたくさんいるでしょうね。

自分が休むと、その分、その先の仕事の負担が増えてしまう、なんてことはよくあるもので。

 

できれば、仕事の負担自体を減らしたいもの。

習慣でやっているものはやめてみる、とか。

ただ、責任感だけで続けているようなものはやめてみる、とか。

実はやめてもよかったのに、なんとなく続けていたものが、整理できるかもしれません。

それも難しいのなら、じわっと自分の行動全体をスローダウンしてみる。

まあ、そんなことを考えながら、これからの暑い時季を乗り切りたいものです。

 

で、今朝も卦を立ててみました。

山地剝が得られました。

 

山地剝

艮/坤

山地剝

剝。不利有攸往。

剝は、往くところあるに利あらず。

 

易経と新井白蛾の「易学小筌」にある山地剝の卦辞は以下の記事もご参照ください。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

山地剝の過去記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

上卦が艮(山)で止まること。

下卦が坤(地)で順うこと。

山が下りてきて大地に張り付いている形。

本来であれば、山は高く聳えているものですが、それが下がってきている。

これは、足元が削られているためかもしれません。

 

どんな行動も、自分の足元が確かでないと、安定しません。

自分の心の安定も必要。

家庭の安定も必要です。

その辺りに、ちょっと不安がある時期ということかもしれません。

 

足元を安定させずに、背伸びしている形にも見えます。

自分の希望や、ちょっとした思いなどを、無理に押し殺している状態かもしれません。

それでは、自分自身の行動に自信が持てません。

自分の内側にある思いと、しっかりと向き合ってみるべき時です。

 

あるいは、これまでは順調に進んできたけども、障害があって立ち止まっている状態かもしれません。

山は、必ず登らないといけない、というものではありません。

麓をぐるりと回り込んでもいいし、まったく別の方向に進んでもいい。

どうしても登らないといけないのであったとしても、それを少し後回しにして、他の山に登ってみてもいいかもしれません。

 

まあ、山を眺めてみて、それからゆっくりと考えるといいですね。

 

なんにしても、いろいろとゆっくりとやりましょう。

暑いので。

 

どうぞ好い一日をお過ごしください。

 

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