こんにちは、暖淡堂です。
暑い日が続いていますね。
急に暑くなったので、疲れが溜まっていたり、体調を悪くしたり。
そんな方が多いようで。
それでも、ゆっくり休むのが難しいという方もたくさんいるでしょうね。
自分が休むと、その分、その先の仕事の負担が増えてしまう、なんてことはよくあるもので。
できれば、仕事の負担自体を減らしたいもの。
習慣でやっているものはやめてみる、とか。
ただ、責任感だけで続けているようなものはやめてみる、とか。
実はやめてもよかったのに、なんとなく続けていたものが、整理できるかもしれません。
それも難しいのなら、じわっと自分の行動全体をスローダウンしてみる。
まあ、そんなことを考えながら、これからの暑い時季を乗り切りたいものです。
で、今朝も卦を立ててみました。
山地剝が得られました。
山地剝
艮/坤
山地剝
剝。不利有攸往。
剝は、往くところあるに利あらず。
易経と新井白蛾の「易学小筌」にある山地剝の卦辞は以下の記事もご参照ください。
山地剝の過去記事は以下になります。
上卦が艮(山)で止まること。
下卦が坤(地)で順うこと。
山が下りてきて大地に張り付いている形。
本来であれば、山は高く聳えているものですが、それが下がってきている。
これは、足元が削られているためかもしれません。
どんな行動も、自分の足元が確かでないと、安定しません。
自分の心の安定も必要。
家庭の安定も必要です。
その辺りに、ちょっと不安がある時期ということかもしれません。
足元を安定させずに、背伸びしている形にも見えます。
自分の希望や、ちょっとした思いなどを、無理に押し殺している状態かもしれません。
それでは、自分自身の行動に自信が持てません。
自分の内側にある思いと、しっかりと向き合ってみるべき時です。
あるいは、これまでは順調に進んできたけども、障害があって立ち止まっている状態かもしれません。
山は、必ず登らないといけない、というものではありません。
麓をぐるりと回り込んでもいいし、まったく別の方向に進んでもいい。
どうしても登らないといけないのであったとしても、それを少し後回しにして、他の山に登ってみてもいいかもしれません。
まあ、山を眺めてみて、それからゆっくりと考えるといいですね。
なんにしても、いろいろとゆっくりとやりましょう。
暑いので。
どうぞ好い一日をお過ごしください。