易暮し by 暖淡堂

易から学ぶ、古典を学ぶ、穏やかな暮らし

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「助ける」ことは、一人きりでは成立しない 水山蹇

水山蹇、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

関東も梅雨明けしましたね。

これから本格的な夏。

暑い日が続きそうです。

暑さに負けず、元気に過ごしていきましょう。

 

夏にしかできない楽しみもあります。

夏にしか作れない思い出も。

 

で、卦を立ててみました。

得られたのが水山蹇。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

坎/艮

水山蹇

蹇。利西南。不利東北。利見大人。貞吉。

蹇は、西南に利あり、東北に利あらず。大人を見るに利あり。貞しくして吉。

 

上卦の坎(水)は危難。

下卦の艮(山)は止まること。

危険な状態を前にして、足を止めている状態。

冷静に判断して、状況を見ている様子ですね。

理性的に振る舞っているといえます。

 

けんは「あしなえ」や「なやみ」。

難しい状況にあって、足が進まなかったり、なんとか解決しようと、考え込んでいたりすることを意味します。

そういう状況では、無理に一人で動くよりも、他の人たちに合わせて過ごすのも有効です。

他の人たちの向かう方向に進んでみる。

そのときも、自分の在り方は守れるはず。

西南(人々の多く集まる場所)に利あり、とはそんな意味です。

 

*****

 

東北に利あらず、とは、逆に一人きりになるような状況にこれから進むことはあまりよくない、という意味ですね。

これは、現状の問題を解決するにあたって、自分以外の助けを求めるべき、と理解してよいでしょう。

 

「助ける」という状況は、一人きりでは成立しません。

「助けられる人」と「助ける人」がそれぞれに存在した形で成立します。

どちらの人も、「助ける」という行為から、得るものがあります。

助けてもらう場合も、自分だけが何かを得るのだと思って、無理に遠慮することはありませんね。

 

人を助けて、それで何かを得ようとして近づいてくる人には用心しないといけませんが。

 

*****

 

もし、多くの人が集まる場所で、むしろ心が落ち着かないのであれば、無理に進むことはありません。

自分の尊敬する人の振る舞い、大事にしている言葉、心の支えになっているような書物。

そういったものに、改めて触れることで、行き悩む時期を乗り切ることができるでしょう。

 

そういったときでも、正しさを守ることが大事。

正しさは、自分のあるべき在り方のこと。

他の人に決めてもらうものではなく、自分自身で判断し、それを守ることで、活力に満ちた、生き生きとした暮らしができる在り方。

自分の活力を削るようなものとは、訣別できている状況。

 

進むことができずに、足を止めているようなとき。

自分らしい在り方に立ち返るのが一番大事なこと。

 

悩み、とは、自分らしい在り方から外れてしまっていることを知らせる、サインでもあります。

 

今日は、夏らしく、暑くなりそうです。

どうぞ好い一日をお過ごしください。

 

 

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