易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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どこに戻るか 地雷復【易暮し】

地雷復、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

急に気温が低くなりました。

夜涼しいと、よく眠れてよいですね。

夏の疲れを癒したいところ。

今年の夏は記録的に暑かったので、もしかしたら記録的な夏バテが始まるのかもしれません。

インフルエンザやその他の伝染病が流行っているらしいです。

皆様、もろもろお気をつけて。

秋の味覚を楽しみながら、健康に過ごしましょう。

 

で、卦を立ててみました。

今日は地雷復でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

過去記事は以下。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通りです。

 

坤/震

地雷復

復。享。出入无疾。朋來无咎。反復其道。七日來復。利有攸往。

復は、亨る。出入疾なし。朋來りて咎なし。その道を反復す。七日にして來り復す。往くところあるに利あり。

 

陰爻五本の下に陽爻が一本。

力強く、グイッと現れた感じです。

陰爻の柔軟な状況に、しっかりとした芯ができたような、

一陽来復

これまでなんとなく流されていた状況から、勢いをつけて逃れられる。

自分のあるべきところに戻る。

そんな意味も読み取れます。

 

人間にとって、究極の帰る場所とはどこでしょうか。

どこよりも、そこにいることで落ち着ける場所がそうかもしれません。

これまで、いろいろなところに行ったことがあるでしょう。

「ああ、いいところだな」と感じた場所がいくつかあるかと。

そんな場所の一つが、自分の帰るべき場所かもしれません。

 

自分の生まれた場所も、そうかもしれません。

自分の生まれた街、家、家族のいるところ。

自分が育ち、友と語り、将来の夢を見たところ。

 

あるいは、一番最初の記憶に残っている場所。

 

忘れてはいけないのは、そんな記憶の中心は、いつも自分自身であるということ。

自分の、一つきりの身体を中心にして、すべての記憶が出来上がっているということ。

なので、究極の帰る場所として、自分自身の身体を忘れてはいけません。

 

想いを、自分の身体の中に返し、身体の中を巡らせ、忘れていたものを思い出す。

そんな時間が必要な時期が来ているということかもしれません。

 

 

同じ場所に戻ったとしても、そこは以前とは同じではありません。

時間が過ぎているので、その時間の分だけ、変わっていますね。

 

帰省というのは、自分の生きてきた時間を振り返る、という意味もあるのでしょう。

 

皆様、どうぞ好い一日をお過ごしください。

 

 

 

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