易暮し by 暖淡堂

易から学ぶ、古典を学ぶ、穏やかな暮らし

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「肌触りの良さ」との付き合い方 沢山咸【易暮し】

沢山咸、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

それなりに秋らしくなってきました。

夜が長くなりましたね。

1日が終わるのが早い気がします。

こんな感じで、今年も終わっていくのでしょうか。

残り2ヶ月。

日々を大切に過ごしたいものです。

 

で、卦を立ててみました。

沢山咸でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

以前の沢山咸の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

兌/艮

沢山咸

咸。亨。利貞。取女吉。

咸は、亨る。貞しきに利あり。女を取(めと)るは吉。

 

上卦の兌(沢)は喜び、女性など。

下卦の艮(山)は慎重さ、その場に止まること、男性など。

内側に慎重さを持って、外には柔軟な態度を見せているという形。

あるいは、男性のような力強さを内側に保って、女性のようなしなやかさで世間に対しているような姿。

 

「ビロードの手袋をはめた鋼鉄の手」について書かれた文章を読んだことがあります。

どうしても実現しないといけないことがある。

それを実現する際の、方法論のようなものでした。

 

「ビロードの手袋」は、他の人や物に触れる部分。

滑らかで、暖かみがあって。

触れた時に、硬さや冷たさを感じさせません。

そのような触れ方をする。

最初に触れる時に、相手に不快感を与えない、ということ。

 

「鋼鉄の手」は、力強く、硬く、機械のように動く物。

決めたことはその通りに実現しようとします。

相手は触れらた時の心地よさを感じたまま、動かされている。

そんな状態になります。

 

「ビロードの手袋をはめた鋼鉄の手」からは、いくつか学べることがあります。

 

一つ目は、最初の印象が良いからといって、それに親しんでいると、知らないうちにどこかに動かされてしまうかもしれない、ということ。

これは受け身の場合。

 

二つ目は、どうしてもやらないといけないことがある場合、最初に人や物に触れるときはビロードのような感触を残さないといけない、ということ。

最初に拒絶されては進めません。

これは自分から動く場合。

 

いずれにしても、行動の基本に、正しさがなければいけません。

 

第一印象で「怪しさ」を感じさせるものは、結構その通りに「怪しい」ものでもあります。

肌触りの良さの中にも、その裏側の硬さに気づけるような、注意深さが大事ですね。

 

どうぞ、好い一日をお過ごしください。

 

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