易暮し by 暖淡堂

易から学ぶ、古典を学ぶ、穏やかな暮らし

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あるべき位置にいないことで吉となることもある 沢地萃【易暮し】

沢地萃、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

ダブル台風が通過。

自宅のある多摩丘陵地区は、割合に静かでした。

雨も、降ったり止んだりで。

台風は、雨を残していきましたね。

南側を通過したので、台風の後、急に暑くなるということがなくて。

その分、湿気が多いので、妻は渋い顔をしています。

洗濯物が乾かないのと、カビ対策が必要になるのとで。

本格的な夏までは、もう少し、ということろでしょうか。

 

で、卦を立ててみました。

得られたのが沢地萃でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

原文は以下。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下になります。

 

兌/坤

沢地萃

萃。王假有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。

萃は、王有廟に假(いた)る。大人を見るに利あり。亨る。大牲を用いるに吉。往くところあるに利あり。

 

上卦の兌は沢、喜び、少女、など。

下卦の坤は地、柔らかく受け止める大地の様子、母。

少女を母が受け止めている形に見えます。

 

「有廟」とは先祖を祀るところ。

先祖を祀るのは、一族を代表する者。

その代表する者は、それにふさわしい行動をとらないといけないものです。

 

ただ、そのふさわしい行動も、周囲の人が思う「あるべき姿」にかなったものにしようとすると、混乱します

様々な意見が出てきて、とてもすべてに対応はできません。

あたふたしている間に、大切なことができなくなってしまう。

 

葬儀などで、その場を仕切ろうとする親戚などがいそうな場合。

葬儀では何が大切か、何を大切にするべきか、見失わないようにしないといけません。

 

先祖を祀る機会に、何を大切にするべきか。

それは、生きている人たちの安定、穏やかさ、幸福です。

それを維持するために先祖を祀るという儀式を行う。

もし、先祖を祀る儀式が、生きている人たちの安定や、穏やかさや、幸福を損なうようなものになっていたら、先祖を祀る意味がなくなってしまいます。

 

生きている人たちの状況に合わせて、ふさわしい形での儀式を行う。

それが、一族を代表することになった者が心がけること。

それができるということが、一族を代表するということ、でしょうね。

 

一族が、家族だけ、という場合でも、同じです。

 

梅雨明けまで、まだしばらくかかりそう。

穏やかに日々にしたいものです。

 

どうぞ好い一日をお過ごしください。

 

 


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