易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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【易暮し】山沢損 固いものを減らし、柔らかなものを増やす またはかたよりを解消するべき時

山沢損、六十四卦、易経

 

こんにちは、暖淡堂です。

これも台風の影響でしょうか、天候が不安定で、急に大雨が降ったりしますね。

昨日は家族が電話を持たずに近所まで買い物に行っている間に土砂降りの雨になりました。

傘は持っていたようですが、雨が激しいので、車で迎えに行きました。

電話連絡が出来なかったので会えるかどうか心配でしたが、ちょうどスーパーから出てきたところに行き合いました。

 

今年の夏はなんだか天候の変化が極端な感じがします。

このまましばらく続くのでしょうか。

 

で、卦を立ててみました。

山沢損でした。

 

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通りです。

 

艮/兌

山沢損

損。有孚。元吉。无咎。可貞。利有攸往。曷之用。二簋可用享。

損は、孚(まこと)あれば、元いに吉。咎なし。貞なるべし。往くところあるに利あり。曷(なに)をかこれ用いん。二簋(き)もって享すべし。

 

卦の形は、下卦が沢(兌)、上卦が山(艮)。

内側に喜びと柔軟さを持ち、外では慎重な態度を示す。

誠意を持って物事に取り組めば、願いは大いに叶う時です。

 

またこの卦は上卦が地(坤)、下卦が天(乾)として、下卦の3爻を上卦の6爻と入れ替えた形。

下卦乾(剛)を減らし(損)、上卦坤(柔)を増すような形になっています。

これは強さ、力などがかたよっているものを、ならす、平にする、均等にするなどを意味します。

 

すでに力強く、多くのものを持っている人物には、さらにものが集まりがちですね。

でも、徳のある人物に対しては、誠意を持って付き合えば、質素なものを持って行っても十分に通じ合える。

もっと価値のあるもの、豪華なものを持って来いという人とは、距離を置くべきでしょう。

 

今の、ちょっと不安定な天候も、なにかのかたよりを、地球がならそうとしているのかもしれないですね。

地球温暖化や異常気象は、人間が作り上げたいびつなかたよりが原因かもしれません。

それを地球環境が修正しようとしている。

 

明日からのお盆休み、穏やかに過ごしながら、色々と考えてみたいと思います。

 

 

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