こんにちは、暖淡堂です。
今年はもうそろそろ梅雨入りが近いようです。
おまけに台風も近づいているようですね。
地震も多いし。
なんだか色々と落ち着きません。
で、卦を立ててみました。
得られたのが水雷屯でした。
ある時期、同じ卦がなんどか出ることがあります。
その卦のメッセージが特に重要な時期なのでしょう。
卦辞は以下になります。
坎/震
水雷屯
屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。
屯は、元いに亨る、貞しきに利あり。用って往くところあるなかれ。侯を建てるに利あり。
坎(危難)を前にして、力のあるもの(震)が足踏みする形です。
ここで止まっている分には、危険はありません。
しかしながら、自分自身にはとても力のある状況。
こんな時には、自分が動くよりも、周囲の状況を整えるのがよいでしょう。
自分自身は一歩引いて、自分が盛り立てていくべき人物がいれば、その人をサポートする。
そうすることで、自分自身の状況もよくなります。
その上で、正しい態度を守れば願いが叶います。
そんな時期ですね。
新井白蛾「易学小筌」の卦辞では、この卦は水中に龍がいるというイメージで説明しています。
まだ大空に飛び立つ時ではない、ということでしょう。
自分自身に力があることは確かです。
ただ、まだ潜んでいるべき時。
何事も慎重に進めましょう。
しばらくは天候も良くなさそうです。
遠出は控えて、将来に向けた準備に時間を使いたいと思います。
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