易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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大河を前にして立ち止まる 力が満ちるが慎重に進むべきとき 水雷屯

水雷屯_新井白蛾の易学小筌から



こんにちは、暖淡堂です。

今年はもうそろそろ梅雨入りが近いようです。

おまけに台風も近づいているようですね。

地震も多いし。

なんだか色々と落ち着きません。

で、卦を立ててみました。

得られたのが水雷屯でした。

 

 

ekilife.hatenadiary.com

 

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ある時期、同じ卦がなんどか出ることがあります。

その卦のメッセージが特に重要な時期なのでしょう。

 

卦辞は以下になります。

 

坎/震

水雷

屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。

屯は、元いに亨る、貞しきに利あり。用って往くところあるなかれ。侯を建てるに利あり。

 

坎(危難)を前にして、力のあるもの(震)が足踏みする形です。

ここで止まっている分には、危険はありません。

しかしながら、自分自身にはとても力のある状況。

こんな時には、自分が動くよりも、周囲の状況を整えるのがよいでしょう。

自分自身は一歩引いて、自分が盛り立てていくべき人物がいれば、その人をサポートする。

そうすることで、自分自身の状況もよくなります。

その上で、正しい態度を守れば願いが叶います。

そんな時期ですね。

 

新井白蛾「易学小筌」の卦辞では、この卦は水中に龍がいるというイメージで説明しています。

まだ大空に飛び立つ時ではない、ということでしょう。

自分自身に力があることは確かです。

ただ、まだ潜んでいるべき時。

 

何事も慎重に進めましょう。

 

しばらくは天候も良くなさそうです。

遠出は控えて、将来に向けた準備に時間を使いたいと思います。

 

 

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