易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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陰陽の交わりで雲がわき雷が鳴る 最初の一歩は踏み出された 水雷屯【易暮し】

水雷屯、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

九月になりましたが、もう少し暑い日は続きそうです。

台風の影響でこの先雨が続くみたいですね。

雨は季節の変わり目を告げるもの。

雨が上がれば、秋らしくなっているのかもしれません。

 

で、卦を立ててみました。

水雷屯が得られました。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

以前の水雷屯の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

坎/震

水雷

屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。

屯は、元いに亨る、貞しきに利あり。用って往くところあるなかれ。侯を建てるに利あり。

 

上卦は坎(水:危難)、下卦は震(雷:動き)。

内側から力が満ちてきて、動こうとするのですが、目の前に危難がある。

力のある人が旅立とうとして、大河を前に立ち止まっているような形。

力があって、ものごとを始める時期ではありますが、まだ遠くへ旅立つ時期にはなっていない。

 

そんなときは、まず自分の周囲を整えること。

自分の味方を増やすこと。

あるいは、振り返って、自分がそれまでに準備してきたことを確認すること。

そんなことをするための時間が与えられた。

そう考えるべきでしょう。

 

僕は定年まで一年半くらい。

その期間は、これまでの会社員生活の整理と、定年後の生活の準備に使うつもりです。

自分のこれまでの生き方を振り返り、その中から定年後、さらに老後の生活につながるものを見つけて、それを育てていきたいと考えています。

新しく勉強すべきものもあるでしょうね。

 

卦の形を改めてみると、雲(坎:水)の下で雷(震:雷)が鳴っている形。

雨の気象を表しています。

陰と陽が交わって、雨を降らせ、新たなものたちが生まれてくるとき。

今年の九月は、自分にとって新しいことを大切に育てる時期にしたいと思います。

 

 

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