こんにちは、暖淡堂です。
九月になりましたが、もう少し暑い日は続きそうです。
台風の影響でこの先雨が続くみたいですね。
雨は季節の変わり目を告げるもの。
雨が上がれば、秋らしくなっているのかもしれません。
で、卦を立ててみました。
水雷屯が得られました。
以前の水雷屯の記事は以下になります。
卦辞は以下の通り。
坎/震
水雷屯
屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。
屯は、元いに亨る、貞しきに利あり。用って往くところあるなかれ。侯を建てるに利あり。
上卦は坎(水:危難)、下卦は震(雷:動き)。
内側から力が満ちてきて、動こうとするのですが、目の前に危難がある。
力のある人が旅立とうとして、大河を前に立ち止まっているような形。
力があって、ものごとを始める時期ではありますが、まだ遠くへ旅立つ時期にはなっていない。
そんなときは、まず自分の周囲を整えること。
自分の味方を増やすこと。
あるいは、振り返って、自分がそれまでに準備してきたことを確認すること。
そんなことをするための時間が与えられた。
そう考えるべきでしょう。
僕は定年まで一年半くらい。
その期間は、これまでの会社員生活の整理と、定年後の生活の準備に使うつもりです。
自分のこれまでの生き方を振り返り、その中から定年後、さらに老後の生活につながるものを見つけて、それを育てていきたいと考えています。
新しく勉強すべきものもあるでしょうね。
卦の形を改めてみると、雲(坎:水)の下で雷(震:雷)が鳴っている形。
雨の気象を表しています。
陰と陽が交わって、雨を降らせ、新たなものたちが生まれてくるとき。
今年の九月は、自分にとって新しいことを大切に育てる時期にしたいと思います。
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