こんにちは、暖淡堂です。
時々雲が太陽を隠すと、涼しさが感じられるようになりました。
季節はゆっくりと変わり続けているようです。
それでもまだまだ暑い日は続くようですね。
無理せず、健康に気をつけて、この夏を乗り切りましょう。
で、今朝も卦を立ててみました。
水天需でした。
前回の水天需の記事は以下になります。
卦辞は以下の通り。
坎/乾
水天需
濡。有孚。光亨。貞吉。利渉大川。
濡は、孚あり。光(おお)いに亨る。貞なれば吉。大川を渉るに利あり。
坎(水)は危難、厄介ごと、障害など、乾(天)は力に満ちていること。
この卦は、障害が道を塞いでいても、それを乗り越えて、さらに成果、成功が得られるということをあらわしています。
そのような状況で、誠心を示すことができれば、さらに大きな願いが叶います。
あるいは、飲食や生活に気をつけて、自らの身体を養うのもよいとき。
夏の疲れが出ています。
そんなときには、動けばどれくらい成果がでることがわかっていても、むしろ自分の身体のことを大切にするべきでしょう。
休養を適切にとることも正しい心での振る舞いといえます。
季節の変わり目、無理をせずに、身体を休めたいですね。
また、無駄な思考も整理したいものです。
ことさらなことをしない、余計な騒ぎを自ら起こさない。
自分に力があったとしても、立ち止まる余裕が欲しいものです。
上卦の坎は、中位に陽爻があり、その上下を陰爻が挟んでいます。
自らのあるべき位置にあり、その下に力が満ちています。
何事も慌てる必要はありませんね。
需は「待つ」という意味でもあります。
今はしかるべき時を待つ。
じっくりと進めて、大きなことが成し遂げられます。
定年後や老後のことを考えると、不安と期待が入り混じっています。
そんなときこそ、時間をかけて、少しずつでも学び続けて、自分をさらに成長させたいと思います。
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