易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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困難も容易に乗り切る力が満ちている そんなときこそ焦らずのんびりと構えて健康を整えるべき 水天需【易暮し】

水天需、六十四卦、易経、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

時々雲が太陽を隠すと、涼しさが感じられるようになりました。

季節はゆっくりと変わり続けているようです。

それでもまだまだ暑い日は続くようですね。

無理せず、健康に気をつけて、この夏を乗り切りましょう。

 

で、今朝も卦を立ててみました。

水天需でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

前回の水天需の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

坎/乾

水天需

濡。有孚。光亨。貞吉。利渉大川。

濡は、孚あり。光(おお)いに亨る。貞なれば吉。大川を渉るに利あり。

 

坎(水)は危難、厄介ごと、障害など、乾(天)は力に満ちていること。

この卦は、障害が道を塞いでいても、それを乗り越えて、さらに成果、成功が得られるということをあらわしています。

 

そのような状況で、誠心を示すことができれば、さらに大きな願いが叶います。

あるいは、飲食や生活に気をつけて、自らの身体を養うのもよいとき。

夏の疲れが出ています。

そんなときには、動けばどれくらい成果がでることがわかっていても、むしろ自分の身体のことを大切にするべきでしょう。

 

休養を適切にとることも正しい心での振る舞いといえます。

季節の変わり目、無理をせずに、身体を休めたいですね。

 

また、無駄な思考も整理したいものです。

ことさらなことをしない、余計な騒ぎを自ら起こさない。

自分に力があったとしても、立ち止まる余裕が欲しいものです。

 

上卦の坎は、中位に陽爻があり、その上下を陰爻が挟んでいます。

自らのあるべき位置にあり、その下に力が満ちています。

何事も慌てる必要はありませんね。

 

需は「待つ」という意味でもあります。

今はしかるべき時を待つ。

じっくりと進めて、大きなことが成し遂げられます。

 

定年後や老後のことを考えると、不安と期待が入り混じっています。

そんなときこそ、時間をかけて、少しずつでも学び続けて、自分をさらに成長させたいと思います。

 

 

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