こんにちは、暖淡堂です。
暑い暑いといいながらも、八月はもう少しで終わりますね。
九月もしばらくは暑い日が続くようです。
複数の台風が日本の周辺でウロウロとしていますね。
大きな被害が出なければよいと祈ります。
で、卦を立ててみました。
水沢節が得られました。
卦辞は以下の通り。
坎/兌
水沢節
節。亨。苦節不可貞。
節は、亨る。苦節貞にすべからず。
危難(坎:水)を前にして、柔軟で、むしろ喜んでいるような態度(兌:沢)を示す。
そんな卦の形になっています。
上卦の真ん中に陽爻、その上下を陰爻が挟んでいる。
陽爻はあるべき位置、正しい場所にいます。
下卦は喜びを内に秘めている姿。
危難、困難、難しい問題を前にして、むしろ喜んでいる。
そんな様子ですね。
問題は解決します。
自信をもって、正しい態度で取り組めば願いは叶います。
会社勤めを長く続けているのですが、これまでは、仕事の内容も住む場所も、大体会社が決めてくれていました。
定年後や老後は、それを自分で決めないといけません。
これは、今までの人生で一番の難題。
その難題に、自分自身で取り組んで、解決しないといけませんね。
ただ、そこで気をつけるべきは、大袈裟なことをしない、ことさらなことをしない、無理をしない、ということ。
自然の流れにそうように、ものごとを決めていこうと思っています。
できれば「道」が実現するように、ですね。
心の中の無駄なものを取り除いて、「道」を呼び込まなくては。
新井白蛾は「穴を作り、自ら落ちる」と言っていますね。
僕はそこを、心を穴のようにして、喜びを呼び込む、というように読みたいと思います。
自らを空洞にする。
そこにしなやかなものを吹き通らせる。
そんなことを考えています。
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