易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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父として、夫として、息子として 自分自身として存在するために 風火家人【易暮し】 

風火家人、六十四卦、易経

 

こんにちは、暖淡堂です。

夕方や朝の気温がちょっとだけ下がってきたようで。

窓からの微かな風に涼しさを感じられるようになりました。

ゆっくりと季節は移り変わっているのでしょうね。

 

それでもまだ日中は暑い。

体調に気をつけて過ごしましょう。

 

で、卦を立ててみました。

風火家人でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

風火家人の過去の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は次の通り。

 

巽/離

風火家人

家人。利女貞。

家人は、女の貞しきに利あり。

 

上卦巽の中位に陽爻(男)があり、下卦離の中位に陰爻(女)があります。

それぞれ中位にいて、お互いの役割を担っている形ですね。

外側には柔軟な態度で行動し(巽:風、しなやかさ)、内側には明晰さを保つ(離:火、知性)。

それぞれを男と女が分担する。

そうすることで家庭はうまくいきます。

 

新井白蛾は女性を立てよ、といいます。

まあ、自分にとっての異性を守り立てるようにしなさいね、ということでしょう。

僕にとっては妻のことですね。

今の僕にとっては、妻は日々の暮らしの要になっています。

 

父として、夫としての自分は、柔軟な態度で振る舞えているのでしょうか。

振り返ってみるべきときかもしれません。

ついつい硬い態度をとっていないか。

やっつけで物事を片付けていないか。

放り出していることはないか。

そんなことを点検する時期がきているのかもしれません。

 

家という意味では、僕はまた父母にとっての息子でもあります。

そして、外に出てきています。

息子として、家を出ている。

そのときの姿は風(巽)であるべきでしょう。

柔軟で、どこまでも広がっていき、吹き渡る風になれているでしょうか。

その意味でもまた、立ち止まって振り返るときなのかもしれません。

 

そろそろ夏が終わりますね。

色々と考えてみたいと思います。

 

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