こんにちは、暖淡堂です。
定年前に、生活が大きく変わりそうです。
その後も含めて、色々と自分でも変えていかないといけないようです。
一番大きなことは、これまで長く働いてきた会社から離れること。
正直不安です。
でも、僕が不安そうにしていたら、家族はもっと不安になるかも。
で、卦を立ててみました。
火天大有が得られました。
易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞
易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。
周易の原文は以下。
この卦の過去記事は以下になります。
卦辞から今の暮らしを振り返る
火天大有の卦辞は以下の通り。
離／乾
火天大有
大有。元亨。
大有は、元いに亨る。
上卦が離（火）で、知性、明晰さ、明るさ。
下卦が乾（天）。
天空に太陽が昇っている形です。
明晰さで、世の中を見下ろしている状況にも見えます。
今の自分の状況を冷静に、理性的に見るべきであると言われているようです。
変化は悪いことではなく、むしろ積極的に受け入れるべき。
ただし、それを強引に進めるのではなく、柔軟に対処していくのがいいでしょう。
上卦離の真ん中に陰爻があり、それ以外の爻は全て陽爻。
一本の陰爻が力ではなく柔軟さで残りの陽爻を従えている形からも、読み取るべきことはあります。
状況を冷静に受け入れるべき時。
実際に、自分の周りで起こっていることはどのようなことなのでしょうか。
自分自身に起こっている変化はどのようなものでしょうか。
家族にも変化はあるかもしれません。
「大事なものを失ったと心が嘆いているとき、心の奥底ではもっと大きなものが得られたと喜んでいる」
そんな言葉を過去に読んだことがあります。
変化の時は、何かを失ったと感じてしまいます。
それまで頼りにしていたものと、離れないといけないことも多くあります。
しかし、失ったものよりも、もっと大切なものが手に入るかもしれません。
自分の状況をよく見ること。
変化を受け入れること。
そうすることで大きな願いも叶います。
しばらくは、心を静めて、自分の内側と外側を見ていたいと思います。
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