こんにちは、暖淡堂です。
ここ数日、気温が低い日が続いてますね。
急に季節が進んだ感じです。
ここまま冬になるのでしょうか。
北の方ではもう雪が降っているようです。
寒い季節の始まりを感じます。
で、卦を立ててみました。
天火同人が得られました。
易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞
易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。
卦辞から今の暮らしを振り返る
天火同人の卦辞は以下の通り。
乾/離
天火同人
同人于野。亨。利渉大川。利君子貞。
人に同じくするに野においてす。亨る。大川を渉るに利あり。君子の貞に利あり。
上卦が乾(天)、下卦が離(火)。
下卦の二爻が柔(陰)で、上卦五爻の硬(陽)と応じあっています。
天の動きに柔らかな態度でしたがう形。
それも明晰な知恵を持ったものの態度ですね。
人と人が心を通じ合わせるためには、それぞれが関わるもののしがらみを離れたところでわかりあう必要があります。
特に過去の経緯などに縛られていては、最初の話し合いもうまくいかないもの。
それぞれが属する組織や社会などを離れて、人として対等に向き合って話し合うべきですね。
そして、聡明さをもって、相手を理解する。
今の世の中、このような態度がなによりも求められている気がします。
さて、自分はどうかな。
世の中のしがらみから離れた時間が過ごせているかな。
なんだか、面白い本が読みたくなってきました。
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