こんにちは、暖淡堂です。
今年の夏の尾は長く引きますね。
九月の終わりでも三十度以上になったりしています。
これは暑い秋だと思った方がよさそうな気もしてきます。
さて、この後はどのような季節になるのでしょう。
で、卦を立ててみました。
沢山咸でした。
以前の沢山咸の記事は以下になります。
卦辞は以下の通り。
兌/艮
沢山咸
咸。亨。利貞。取女吉。
咸は、亨る。貞しきに利あり。女を取(めと)るは吉。
上卦兌は少女、下卦艮は少男。
若い男が若い女の下にいる形です。
兌は悦び、艮は止まること。
その場に足を止め、今いる状況を楽しむ形でもあります。
咸は感で、感応し和合すること。
仮に分けられていたものが再び混じり合い、新たなものが生まれてくること。
世の中の常識や情勢として、これは上、これは下、あるいはこれは右、これは左などと、仮に分けられて置かれているものがあると思います。
身分だとか、立場だとか。
貧富のようなものもそういえるかもしれません。
そのように分けられて置かれているものを、置き換えてみる。
その時に、ものの移動に伴って、混ざり合いが起きます。
混ざり合いの中から新たなものが生まれてくる。
そんなことを試してみる時期なのかもしれません。
もしかしたら、安定していると思っていたものが思いがけず不安定で、不安定だと思っていたものが、予想に反して穏やかなものだったりするかもしれませんね。
ふと思ったのですが、書棚の本の左右の入れ替えや上下の置き換えで、何か今までと違ったことに気づくかもしれません。
やってみようかな。
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