易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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時々置き換えてみる 沢山咸【易暮し】

沢山咸、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

今年の夏の尾は長く引きますね。

九月の終わりでも三十度以上になったりしています。

これは暑い秋だと思った方がよさそうな気もしてきます。

さて、この後はどのような季節になるのでしょう。

 

で、卦を立ててみました。

沢山咸でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

以前の沢山咸の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

兌/艮

沢山咸

咸。亨。利貞。取女吉。

咸は、亨る。貞しきに利あり。女を取(めと)るは吉。

 

上卦兌は少女、下卦艮は少男。

若い男が若い女の下にいる形です。

兌は悦び、艮は止まること。

その場に足を止め、今いる状況を楽しむ形でもあります。

咸は感で、感応し和合すること。

仮に分けられていたものが再び混じり合い、新たなものが生まれてくること。

 

世の中の常識や情勢として、これは上、これは下、あるいはこれは右、これは左などと、仮に分けられて置かれているものがあると思います。

身分だとか、立場だとか。

貧富のようなものもそういえるかもしれません。

そのように分けられて置かれているものを、置き換えてみる。

その時に、ものの移動に伴って、混ざり合いが起きます。

混ざり合いの中から新たなものが生まれてくる。

そんなことを試してみる時期なのかもしれません。

 

もしかしたら、安定していると思っていたものが思いがけず不安定で、不安定だと思っていたものが、予想に反して穏やかなものだったりするかもしれませんね。

 

ふと思ったのですが、書棚の本の左右の入れ替えや上下の置き換えで、何か今までと違ったことに気づくかもしれません。

やってみようかな。

 

 

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