易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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明るい顔を見せたら、誰もが安心する 火地晉【易暮し】

火地晉、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

日中は気温が上がっても、夕方には急に肌寒くなってきたりしますね。

風邪などにどうぞお気をつけください。

季節の変わり目は、体調を崩しがちです。

 

で、卦を立ててみました。

火地晉が得られました。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

以前の火地晉の記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通り。

 

火地晉

晉。康侯用錫馬蕃庶。晝日三接。

晉は、康侯用(も)って馬を錫うこと蕃庶たり。晝日に三接たり。

 

上卦が離で下卦が坤。

知性や明るさ(離:火)が地上(坤:大地)の上で輝いている形。

知恵や徳のある人物が、明るい笑顔を人々に見せている様子ですね。

 

このようにすると、周囲の人とうまくいき、その存在が認められたり、高く評価されたりします。

力づくで物事を進めたり、無理な競争をしたり。

そんなことでは人々とはうまくいかなくなってしまいます。

 

無駄なことをしない、無理をさける。

ことさらなことはしない、始めない。

それよりも、穏やかに自分を見せている。

 

それだけでよいのだと思います。

 

職場でも、家庭でも、自分が認められているのは、その能力のためだ、と思っていると、いつまでも辛い努力を続けないといけないもの。

しかし、本当に認められ、信頼されているのは、その人柄のため。

 

歩む速度を落として、自分の周囲を見つめ直す好機かもしれません。

自分が認められているのは、その人柄ゆえ。

 

業績や能力を評価して近づいてくるのは、その業績や能力を利用しようとしているからに違いありません。

 

僕は、定年まで、あと1年半を切りました。

少し前から、会社では、能力ではなく人柄を表に出すように心がけています。

 

これもある意味、老後の準備のつもりです。

 

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