易暮し by 暖淡堂

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風天小畜 六爻 明るすぎる月は、人々を惑わす【易暮し】

風天小畜、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

もう11月になってしまいました。

今年も早い。

あと2ヶ月で終わってしまいます。

そんなこんなで、日々が過ぎていってしまいますね。

時間を大切にしなければ。

 

で、卦を立ててみました。

風天小畜が得られました。

六爻が変爻でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

周易の原文は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

風天小畜の六爻の卦辞は以下の通り。

 

上九。既雨既處。尚德載。婦貞厲。月幾望。君子征凶。

象曰、既雨既處、德積載也。君子征凶、有所疑也。

 

風天小畜の卦辞は、雲が天を覆っているけども、まだ雨は降らない。

物事はゆっくりと進んでいるが、まだ結果は出ない。

そんな感じのものです。

 

で、上九の爻の卦辞になると、既に雨は降り、状況は落ち着いています。

成果が得られた様子です。

このタイミングで、サポートにまわっているべき人が、自分が中心にいるような振る舞いをすると、落ち着いた状況が崩れてしまいます。

 

月は明るすぎると人々を迷わせます。

月は、月としての在り方を守る。

徳を守りながら、ひっそりと、自分の時間を送る。

そうすることで、落ち着いた状況を乱さずに済みます。

 

定年まであと1年と少し。

もう自分が明るく輝く時は過ぎてしまっています。

ここで無理に物事を始めようとすると、次代の人たちの立場を乱してしまいますね。

自分自身は、さらにその先を見つめて、自分自身で歩いていく準備を進めないといけない時。

 

それを、改めて意識させられる卦辞です。

 

 

 

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