こんにちは、暖淡堂です。
文化の日でお休みですね。
お仕事の方、お疲れ様です。
秋らしい気持ちの良い天気が続いています。
気温は例年よりも高めですが。
お出かけするには最高の日々です。
で、卦を立ててみました。
雷地豫が得られました。
周易の原文は以下になります。
以前の雷地豫の記事は以下になります。
雷地豫の卦辞は以下の通り。
雷地豫
豫。利建侯行師。
豫は、侯を建て、師を行うに利あり。
新井白蛾の書いた「易学小筌」には、諸葛孔明の南征の逸話があります。
孔明が南蛮の国々を統治しようと南征を企てます。
それにあたって卦を立てた時に、この雷地豫が得られた。
孔明の南征は成功しました。
まさに「侯を建て(諸侯を引き立て)、師を行う(軍事行動を行う)に利あり」という結果が得られました。
まあ、出来過ぎの話のような気もしますが。
卦の形、外卦が震(雷)で内卦が坤(地)。
素直な心で動く、という形になっています。
状況に逆らわずに自ら動く。
なかなか難しいかもしれませんが。
そうすることで願いが叶う。
無理なことをせず、ことさらなことを始めず、本当にやるべきことだけを無駄なく行う。
いつもいつも、このような心がけで過ごしたいものです。
それを忘れかけた時に、易の卦が思い出させてくれるような気がしています。
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