易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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家族や仲間のために自分が動くとき 舟を作る 風雷益【易暮し】

風雷益、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

週末にかけて、また台風の影響がありそうです。

どうぞ皆様、ご安全にお過ごしください。

今月は色々とあって忙しいです。

 

で、卦を立ててみました。

風雷益でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下のとおり。

 

風雷益

益。利有攸往。利渉大川。

益は、往くところあるに利あり。大川を渉るに利あり。

 

上卦巽の一番下が陰爻。

下卦震の一番下が陽爻。

これらを入れ替えると上卦は三本とも陽爻になり、下卦は三本とも陰爻になります。

この形は、天地否の形です。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

天地否は、乾(天)が上にあって、坤(地)が下。

一番整った形に見えますが、易ではこの天地否をあまり良いものとはみません。

上は上、下は下に別れてしまっていて、交わっていない。

それでものごとが生じない、新たなものが生まれてこない。

 

そこで、上卦の一番下と下卦の一番下を入れ替えます。

そうすると風雷益の卦になります。

上のものを減らして下のものを益している。

それで益という卦名になっています。

 

ものごとを始めるとき。

それも、自分から進んでいって、家族や仲間、他の人と動くことで成果が出ます。

自分で舟を作って、漕ぎ出すようなことをしてもいいかもしれません。

つまりは、新しいことを始めるようなこともよいでしょう。

 

最近、強く感じるのですが、自分は何もしていなくても、周囲の環境や状況が変わり続けることで、自分も対応しないといけないことがたくさんあるようです。

それらに対して、受け身で応じるのではなく、自分から進んで対応していくことで、問題は小さなうちに解決するかと思います。

あるいは、その先に、自分しか辿り着けないものもあるかもしれません。

 

自分から動くべきとき。

そんな状況になってきているようです。

 

 

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