こんにちは、暖淡堂です。
週末にかけて、また台風の影響がありそうです。
どうぞ皆様、ご安全にお過ごしください。
今月は色々とあって忙しいです。
で、卦を立ててみました。
風雷益でした。
卦辞は以下のとおり。
風雷益
益。利有攸往。利渉大川。
益は、往くところあるに利あり。大川を渉るに利あり。
上卦巽の一番下が陰爻。
下卦震の一番下が陽爻。
これらを入れ替えると上卦は三本とも陽爻になり、下卦は三本とも陰爻になります。
この形は、天地否の形です。
天地否は、乾(天)が上にあって、坤(地)が下。
一番整った形に見えますが、易ではこの天地否をあまり良いものとはみません。
上は上、下は下に別れてしまっていて、交わっていない。
それでものごとが生じない、新たなものが生まれてこない。
そこで、上卦の一番下と下卦の一番下を入れ替えます。
そうすると風雷益の卦になります。
上のものを減らして下のものを益している。
それで益という卦名になっています。
ものごとを始めるとき。
それも、自分から進んでいって、家族や仲間、他の人と動くことで成果が出ます。
自分で舟を作って、漕ぎ出すようなことをしてもいいかもしれません。
つまりは、新しいことを始めるようなこともよいでしょう。
最近、強く感じるのですが、自分は何もしていなくても、周囲の環境や状況が変わり続けることで、自分も対応しないといけないことがたくさんあるようです。
それらに対して、受け身で応じるのではなく、自分から進んで対応していくことで、問題は小さなうちに解決するかと思います。
あるいは、その先に、自分しか辿り着けないものもあるかもしれません。
自分から動くべきとき。
そんな状況になってきているようです。
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