易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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今していることは、自分自身が選んでいること 雷地豫【易暮し】

雷地豫、六十四卦、易経、易学小筌、新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

また台風が近づいているみたいで。

今年は続きますね。

大きな被害が出ないことを祈ります。

 

なんだか九月は忙しいです。

急に周囲で人が動き始めたような感じです。

コロナのことから気持ちを切り替えて、次の段階に進んだようですね。

 

で、卦を立ててみました。

雷地豫が得られました。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下のとおり。

 

雷地豫

豫。利建侯行師。

豫は、侯を建て、師を行うに利あり。

 

上卦の震(雷)は力強く動くこと。

下卦の坤(地)はしなやかに従うこと。

師は兵ですが、ここは人々を道の在り方を実現するように動かすという感じで読みたいと思います。

指導的な立場に立つことがある時期のようです。

 

人々はどこに向かって動こうとしているのか。

自分はどこに向かおうとしているのか。

その辺りを意識できる人が指導的立場に立てます。

 

人々の間での対立を煽り、分断を深め、その上でより多数の側に立つ。

そんな指導者がいると、世の中は乱れますね。

人々の意見が分かれるような問題をことさらに強調し、もともとは対立などしていなかった人たちをいくつかの集団に別れさせる。

そして、もともとは気にするほどでもなかった意見の相違を重大な問題であるかのように煽る。

世界中で、そんな指導者が幅をきかせているように感じてしまいます。

 

人々を動かすのは最後の最後。

それも短期間で、必ず結果が出せるようになってから大きく動くべき。

古典の言葉はそう教えてくれています。

 

そうすることで、必ずうまくいくし、結果を人々は受け入れます。

長期間対立させたままでは、その物事は解決しないし、対立が弱まってもしこりが残りますね。

対立を煽る指導者の動いた道筋の先にあるのは、どこまでいっても不安だけ。

そのような動きは、自然に従う振る舞いではありません。

 

もし人々を導くような立場に立ったなら、不要な対立、ことさらな扇動、そんなことは決してしないように気をつけたいものです。

自然な、あるべき在り方、道の姿。

そんなものを心がけたい。

 

今日はこんな感じのことを考えました。

 

 

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