易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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上が強く下が弱ければ交わらない 交わらなければ物事はうまくいかない 天地否【易暮し】

天地否、六十四卦、易経

 

こんにちは、暖淡堂です。

まだまだ暑い日が続きそうです。

普段あまり暑くならない北海道でも、今年は暑いようですね。

暑さ対策がされていないので、今年の夏は大変なようです。

僕の実家は北海道にあるのですが、数年前にエアコンを設置しているので、なんとかしのいでいけているようです。

学校は大変でしょうね。

そもそもは、冬の寒さ対策しかされていないかと。

 

暑い暑いと言っている間にも、世の中では物価上昇、特にガソリン価格の高騰が気になります。

また、処理水(汚染水)の海洋放出も心配です。

 

で、卦を立ててみました。

天地否でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦の形は地天泰の上卦と下卦を入れ替えたものですね。

上下が入れ替わると、意味が変わります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

天地否の卦辞は以下の通りです。

 

乾/坤

天地否

否之匪人。不利君子貞。大往小來。

否は、人にあらず。君子の貞に利あらず。大往き小來る。

 

上卦乾(天)と下卦坤(地)は、それぞれあるべき位置にいるように見えます。

易では、陰陽が交わることで物事が生じ、生命が生まれると考えます。

なので、天と地がそれぞれあるべきところにあって、交わらない形はあまりよくない。

 

天は力を持って上に立ち、地は従順で下にいる。

権力者などはこのような形が好ましいと思うかもしれません。

しかし、この形で落ち着いてしまうと、天と地が交わりません。

新たな物が現れません。

天と地がそれぞれ衰退していくだけ。

 

姿として見ると、弱さを内側に隠して、外側に強権的な態度を見せているようなもの。

それでは一つ一つの施策に自信を持てません。

 

そんな振る舞いをするリーダーを見ることはないでしょうか。

人々の気持ちから離れてしまい、浮ついてしまっていないでしょうか。

 

自分の振る舞いも見直したいと思います。

卦は、出るべき時に出ています。

 

 

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