こんにちは、暖淡堂です。
まだまだ暑い日が続きそうです。
普段あまり暑くならない北海道でも、今年は暑いようですね。
暑さ対策がされていないので、今年の夏は大変なようです。
僕の実家は北海道にあるのですが、数年前にエアコンを設置しているので、なんとかしのいでいけているようです。
学校は大変でしょうね。
そもそもは、冬の寒さ対策しかされていないかと。
暑い暑いと言っている間にも、世の中では物価上昇、特にガソリン価格の高騰が気になります。
また、処理水(汚染水)の海洋放出も心配です。
で、卦を立ててみました。
天地否でした。
卦の形は地天泰の上卦と下卦を入れ替えたものですね。
上下が入れ替わると、意味が変わります。
天地否の卦辞は以下の通りです。
乾/坤
天地否
否之匪人。不利君子貞。大往小來。
否は、人にあらず。君子の貞に利あらず。大往き小來る。
上卦乾(天)と下卦坤(地)は、それぞれあるべき位置にいるように見えます。
易では、陰陽が交わることで物事が生じ、生命が生まれると考えます。
なので、天と地がそれぞれあるべきところにあって、交わらない形はあまりよくない。
天は力を持って上に立ち、地は従順で下にいる。
権力者などはこのような形が好ましいと思うかもしれません。
しかし、この形で落ち着いてしまうと、天と地が交わりません。
新たな物が現れません。
天と地がそれぞれ衰退していくだけ。
姿として見ると、弱さを内側に隠して、外側に強権的な態度を見せているようなもの。
それでは一つ一つの施策に自信を持てません。
そんな振る舞いをするリーダーを見ることはないでしょうか。
人々の気持ちから離れてしまい、浮ついてしまっていないでしょうか。
自分の振る舞いも見直したいと思います。
卦は、出るべき時に出ています。
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