易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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家を守るということ 風火家人 【易暮し】

風火家人,六十四卦

 

こんにちは、暖淡堂です。

小雨が降っていたみたいです。

昨日は良い天気でしたが。

こんなふうに、晴れと雨が繰り返しながら、日々が過ぎて行くのでしょうね。

今年ももう残り1ヶ月と20日ほど。

日々の暮らしを大切にしていきましょう。

 

卦を立ててみました。

風火家人でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

巽/離

風火家人

家人。利女貞。

家人は、女の貞しきに利あり。

 

これに続く彖伝には以下のようにかかれています。

引用します。

 

父父、子子、兄兄、弟弟、夫夫、婦婦、而家道正、正家而天下定矣

父は父たり、子は子たり、兄は兄たり、弟は弟たり、夫は夫たり、婦は婦たり、而して家道正し、家正しくして天下定まるなり

 

家族の中での自分の立場は、視点が変われば変わります。

両親にとって、自分は子。

妻にとって、自分は夫。

夫にとって、自分は妻。

子にとって、自分は親。

弟や妹にとって、自分は兄姉。

兄姉にとって、自分は弟妹、のように。

 

それぞれの関係で、自分の在り方が違うかもしれません。

違わないかもしれません。

しかし、家の中でも、相手によって関係が変わるということは確かにあります。

それを見失わないこと。

それがきちんと整理できていれば、家族それぞれが世の中での関わり方も乱れない。

世の中にいる人それぞれが、相手と自分との関係を理解し、無理のない付き合い方をすると世の中が落ち着いたものになる。

 

そんな風に、考えることができます。

 

朝、出かけるときに、穏やかに家族と別れた人は、通勤通学の途上でも穏やかな気持ちで過ごせるでしょう。

出かけるときに、家族と諍い、トゲトゲしい言葉を交わした人は、混雑した人混みの中でトラブルを起こすかもしれません。

 

家庭が落ち着いて、穏やかに暮らしている。

それが、世の中が落ち着いたものになっていく基盤になると思います。

 

週末を家族と一緒に過ごされる方も多いかと。

穏やかな言葉で一日を暮らしてみませんか。

 

 

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