こんにちは、暖淡堂です。
そろそろ北の方では、平地でも雪が舞うような季節になってきました。
関東でも、時々雨が降って、次第に気温が下がってきていますね。
朝外に出ると、道に落ちた枯葉が雨に濡れています。
日々、忙しくしていると忘れがちですが、時間は着実に過ぎています。
時間を大切にして、暮らしたいものです。
で、卦を立ててみました。
風天小畜が得られました。
易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞
易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。
周易原文は以下の通り。
この卦の過去記事は以下になります。
卦辞から今の暮らしを振り返る
風天小畜の卦辞は以下の通り。
巽/乾
風天小畜
小畜亨。密雲不雨。自我西郊。
小畜は、亨る。密雲して雨降らず。我が西郊よりす。
上卦の巽は風、しなやかに、どこまでも吹き広がるもの。
下卦の乾は天、力強いもの。
内面に力を蓄え、外には柔軟な態度を表して振る舞う。
暗く重たい雲が空を覆っていますが、まだ雨は降り出さない状況。
雨は大地を潤し、恵みを与えてくれます。
それが、もう少し先になりそうです。
しなやかな風が、天のさらに上を吹いています。
それが人々の間にも吹き渡るのにも、もう少し時間がかかりそう。
今は「待ち」のときですね。
自分には力が蓄えられているのに、それを発揮する方向も時機も見つけられていない状況かもしれません。
身近な人たちに目を向けるべきですね。
あるいは、自分自身を見る。
もしかしたら、自分自身が、今の自分の力で支えられるのを待っているのかもしれません。
風を、自分の心の中に吹かせることができれば、どんな難局も乗り越えられるでしょう。
どうぞ好い一日をお過ごしください。
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