易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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【易暮し】雷山小過 舞い降りて羽を休める時 自然の流れにしたがって下る

雷山小過、六十四卦、易経



こんにちは、暖淡堂です。

猛暑の後は、不安定な天気が続いていますね。

空に晴れ間が見えているのに激しく雨が降ったりしました。

それに暑さは続いています。

どうぞ皆様、体調にはお気をつけてお過ごしください。

コロナも続いていますし。

 

で、卦を立てていました。

雷山小過でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通りです。

 

雷山小過

小過。亨。利貞。可小事不可大事。飛鳥遺之音。不宜上宜下。大吉。

小過は、亨る。貞しきに利あり。小事に可にして大事に不可なり。飛鳥はこれ音を遺す。上るに宜しからずして下るに宜し。大いに吉。

 

山(艮)の上に雷(震)が鳴っている形。

登るよりも降るべき時であることを知らせています。

 

今まで一所懸命働いてきて、登り詰めています。

これまでの努力で登れる分は、もう登り切っているかもしれません。

そろそろ休みましょう。

そんなことを言っている卦ですね。

 

これはむしろ自然の流れにしたがうことでもあります。

いつまでも全力で羽ばたき続けることはできません。

これ以上登ろうとするとむしろよくないことがあります。

今は降ることが吉。

それも大いに吉です。

 

そろそろお盆休みですね。

帰省される方も多いかと思います。

故郷に帰ることはとてもよいこと。

自分が飛び立ってきたおおもとの土地に帰ることです。

 

そこで羽を休め、また新たに、そして静かに飛び立つのがよいでしょう。

 

どうぞ、よい時をお過ごしください。

 

 

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