易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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風沢中孚 空っぽの舟にのって大海に漕ぎ出せるか【易暮し】

風沢中孚、六十四卦

 

こんにちは、暖淡堂です。

急に季節が進んだようです。

朝晩はとても寒くなりましたね。

晴れると、日中は暖かくなりますが、一日の気温の変化がとても大きいので、体調を崩される方が多いようです。

どうぞ皆様、風邪などひかれませんように。

ご健康にお過ごしください。

 

で、卦を立ててみました。

風鐸中孚が得られました。

 

易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞

易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。

ekilife.hatenadiary.com

 

風沢中孚の過去記事は以下になります。

ekilife.hatenadiary.com

 

 

卦辞から今の暮らしを振り返る

風沢中孚の卦辞は以下の通り。

 

巽/兌

風沢中孚

中孚。豚魚吉。利渉大川。利貞。

中孚は、豚魚にして吉。大川を渉るに利あり。貞しきに利あり。

 

「孚」とは誠を持っていること、あるいは虚ろなこと。

心の中を虚ろにして、余計なものを抱え込まないこと。

ことさらなことはしない、無駄なことはしない、もともと自分に合ったものではないものを無理に手にしたりしない。

そんなことを守っている状態。

そうすると、「豚魚」にさえもその思いは通じます。

 

上卦の巽は木の舟を象徴します。

舟が水の溜まったところに浮かんでいる形。

大川に漕ぎ出そうとしている状況ですね。

そうすることで願いが叶います。

 

荷物を積み込まない虚ろな状態の舟で、たとえば大海原に漕ぎ出そうとするような様子が思い浮かびます。

そのような旅立ちの時なのかもしれません。

今まで暮らした陸地から離れて、何も物を持たずに旅立つ。

 

人生の節目が近づいていることを意味しているようにも思えます。

 

 

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