こんにちは、暖淡堂です。
皆様、そろそろお盆休み明けでしょうか。
またしばらくは仕事ですね。
ボチボチとやっていきましょう。
で、卦を立ててみました。
風沢中孚でした。
卦辞は次の通り。
巽/兌
風沢中孚
中孚。豚魚吉。利渉大川。利貞。
中孚は、豚魚にして吉。大川を渉るに利あり。貞しきに利あり。
下卦が兌(沢)で喜び、上卦が巽(風)で柔らかく広がって行く様子。
喜びを心の中に持って、どこまでも行き渡る。
そんなことが象徴されています。
それで、大きなことに挑んでも成功するでしょう。
豚魚とは「ふぐ」のこと。
ふぐのように振る舞っても吉。
あるいはふぐでさえも恩恵を受けることができる。
または、内側に誠心を溜めて膨らむ、ということかもしれません。
中国の古典に「管子」という書物があります。
その中に、「道」というもののあり方を説明している一文があります。
この「道」とは、心の中をきれいに空っぽにしていると、自然と心の中に入ってきて、その在り方を実現するそうです。
そんな自然の在り方で過ごそうとしてもいい時期かもしれません。
正しい心。
それは、余計なものをゴタゴタと詰め込んだ状態ではなく、空っぽの状態かもしれません。
よけいなこと、ことさらなことをしようとするのではなく、むしろ虚心でいて、自然な態度で振る舞うことで物事が成し遂げられる。
そんなことを教えてくれています。
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