易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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【易暮し】火山旅 日常を離れて叡智に出会う時 旅人としてのたしなみ

火山旅、六十四卦、易経

 

こんにちは、暖淡堂です。

台風の影響は、もう少し残りそうですね。

強風や大雨の被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

復旧作業などで事故などが起きないようお祈りいたします。

 

今年のお盆休みは台風通過で落ち着きのない日々になりました。

我が家は遠出をする予定がなかったので、大体家で過ごしていたのですが、それでも不安を感じていました。

仕事は始まりますが、まだ夏休みモード。

この夏にしておきたいことは、順次片付けていきたいと思います。

 

で、卦を立ててみました。

火山旅が得られました。

 

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞は以下の通りです。

 

火山旅

旅。小亨。旅貞吉。

旅は、少し亨る。旅に貞なれば吉。

 

上卦の離は火、下卦の艮は山。

山の上を火が燃えながら移動する様子。

それで旅を意味します。

 

離(火)は明るさ、明智、叡智などでもあります。

艮(山)は立ち止まること。

叡智の前で立ち止まっている形にもなっています。

 

これは、叡智の結晶の前で立ち止まる人の形ですね。

博物館や美術館に展示されている優れた作品、歴史的な遺物に見惚れている姿にもなります。

 

時間を作って、偉人たちの業績に触れるべき時かもしれません。

 

そのような時には、しかるべき作法がありますね。

会場のきまりを守るのはもちろんのこと。

どのような心持ちで作品と向き合うのかもとても大事。

 

僕は絵画を見る時は、作品自体の出来の良し悪しとか、技巧や表現方法などはあまり気にしません。

それよりも、その作品を制作しているときに、画家自身がどのようにその対象と向き合ったのか、その風景の中で何を感じたのか、その瞬間の雰囲気を再現しようと試みます。

 

冬の海の絵が好きです。

そんな絵の前で、ああ、この絵を描いた人は、どのような冷たさを感じたのだろうか、海をどんな気持ちで見つめていたのだろうか、なにを思って、この瞬間を絵に残そうとしたのだろうか、そんなことを考えます。

それで、ついつい絵の前で長く立ち止まってしまいます。

 

最近は、展示会場は混み合いますね。

ゆっくりと絵を見るのが、ちょっと気が引けます。

 

ゆったりと絵が見られるようにならないかな。

 

 

 

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