易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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【易暮し】坎爲水 苦しい時にこそ心に誠意を持って自ら動くべき

坎爲水、六十四卦、易経、穏やかな暮らし

 

こんにちは、暖淡堂です。

台風が近畿地方を縦断中のようです。

どうぞ皆様ご無事にお過ごしください。

今年のお盆休みはずっと台風の影響を受け続けていますね。

なんとなく慌ただしい状況で、帰省ものんびりとできなかった方も多かったかと。

早めに自宅に帰られた方、ぜひ、ゆっくりとお休みください。

 

で、卦を立てていました。

坎爲水でした。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

 

卦辞は以下の通りです。

 

坎/坎

坎爲水

習坎。有孚。維心亨。行有尚。

習坎は、孚あり。維(こ)れ心亨る。行けば尚(たっと)ぶことあり。

 

坎(水)が二つ重なっています。

この卦は危難を表します。

自分自身は難しい状況にあるということ。

 

それでも、心に誠実さを守っている。

そのような状況で、あえて出ていき人と会えば、尊ばれることがあります。

つまり、なにかの成果を出すことができ、それが喜ばれるということ。

 

危難な状況は、一方で、自分を他から守ることができます。

例えば高い山に作った城は、敵の攻撃を効果的に防いでくれます。

そのような状況をまず作って、人々の様子をよく見てから、自分が何をするべきかを考える時でもあります。

 

そもそも水が自然に流れる時は、止められません。

進むべき方向が見つかれば、それはその人にとって、自然な方向。

それに取り組めば、必ず成果が得られます。

 

危難な状況で、自分が進むべき方向を探す。

見つかれば、迷わずそれに取り組む。

 

そんなことを考える時期が訪れています。

 

 

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