卦辞:沢火革
兌/離
沢火革。
革。己日乃孚。元亨利貞。悔亡。
革は、己日にしてすなわち孚(まこと)あり。元亨利貞。悔い亡ぶ。
上卦の兌(沢)は喜び。
下卦の離(火)は明晰さ。
内側に明晰さを持ち、外側には喜びを表す。
そんな姿です。
孚(まこと)とは「心の中にある誠、真実」
それがすでに育って、ある形を示しています。
それに従うことで、それまでの願いが叶います。
苦労してきたことが報われます。
易経と新井白蛾の「易学小筌」にある沢火革の卦辞は以下の記事もご参照ください。
沢火革の原文は以下のリンクから。
暮らしのヒント
その場から動くことで、自分の中に育っているものが何かがわかります。
出かけてみて、他の人と出会って話をすると、自分の視点の変化に気づけます。
街の風景も違って見えるもの。
季節の移り変わりも、実感をもって知ることができます。
そのような行動が運気を呼び込みます。
もし外に出かけられないのであれば、その場で小さく跳ねてみる。
いつも地面や床に足をつけっぱなしであれば、足を浮かせてみる。
そうすると、足を浮かせている間に、地面や床が少し動いてくれます。
再び足をつけたときには、自分が別のところに立っていることになりますね。
もし外に出かけられないのであれば、跳ねてみるのもいいかもしれません。
まあ、軽い運動をしてみるということで。
少なくとも気分は変わるでしょう。
これまずっと、じっとしていて、動いていないのであれば、そこから動いてみる。
そんな時機になっています。
動けば、願いは叶います。
沢火革の過去記事は以下になります。