易暮し by 暖淡堂

易を学びながら、心豊かで穏やかな暮らしを手に入れましょう

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沢水困 困難な状況から救い出してくれるのは、口先の言葉ではない 【易暮し】

沢水困,六十四卦,易経,易学小筌,新井白蛾

 

こんにちは、暖淡堂です。

年末ですね。

昨日(28日)や今日(29日)が仕事納めの人も多いのではないでしょうか。

僕は一足早く、昨日からお休みにしています。

年休消化を兼ねています。

で、机の周囲の片付けや模様替えをしたりして過ごしました。

今日も続きをします。

気分を変えて新しい年を迎えられたらと思っています。

 

で、卦を立ててみました。

沢水困が得られました。

 

易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞

易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

周易の原文は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

過去記事は以下になります。

 

ekilife.hatenadiary.com

 

卦辞から今の暮らしを振り返る

沢水困の卦辞は以下の通り。

 

兌/坎

沢水困

困。亨。大人吉无咎。有言不信。

困は、亨る。大人吉にして咎なし。言うことあるも信じられず。

 

上卦の兌(沢)は喜び、下卦の坎(水)は困難な状況。

困難な状況を内側に抱えていても、外側に対しては柔軟な喜びの態度で振る舞う。

そうすることで吉。

願いが叶います。

 

ただし、困難さを口先の言葉だけでしのいではいけないとき。

言葉は聞き入れられにくい状況ですね。

行動と態度で、あるべき在り方を示して、それで乗り切るときです。

 

難しい問題が起こると、経験の浅い人は、他人の言葉を持ってきて、それを継ぎ接ぎしてしゃべりまくって、その場を収めようとします。

今は、それでは解決しません。

 

しっかりと自分のやり方を守って、行動で解決していくべきですね。

 

年末にこの卦が出たのが、象徴的である気がします。

今年を振り返ると、ついつい他人の考え方を持ってきて、それをごちゃ混ぜにして使う場面が何度かあったように思います。

 

来年は、自分らしい在り方で、言葉も行動も整理して、落ち着いて振る舞えたらいいですね。

なんだか、毎年同じようなことを思っているかもしれません。

 

 

 

 

 

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