こんにちは、暖淡堂です。
暑い日が続いています。
どうぞ日々無理されず、ご健康にお過ごしください。
季節は着実に変わり続けています。
始まったものはいつか終わります。
今年の夏は、もう残り少ないかもしれません。
この時を大切にしたいものです。
で、今朝も卦を立ててみました。
地沢臨でした。
卦辞は以下の通りです。
坤／兌
地沢臨
臨。元亨利貞。至于八月有凶。
臨は、元いに亨る、貞しきに利あり。八月に至りて凶あり。
臨は臨む。
中国唐の時代の禅師臨済は、滹沱河という川に作られた渡場を臨むところにある院の住職でした。
済（渡場）を臨むところにいたので臨済と呼ばれます。
臨済とは、渡場に来ている人たち（禅の修行に来ている僧たち）に臨んでいました。
修行僧たちは臨済と向き合うことで、多くのものを得たと思います。
人の動きや世の中の情勢から少し離れて、広く眺めるのがよいということでしょう。
卦の形を見ると、下から陽爻が増えてきています。
力が満ちてきている形です。
これはさらに増えていきます。
願い事は大いに叶う時です。
ただし、柔軟な態度でいることが必要。
正しい在り方でいることも求められます。
無理なこと、ことさらなこと、余計なことなどはしてはいけないでしょう。
お盆休み明け、本格的な仕事がそろそろ始まっているでしょうか。
無理なこと、余計なことなどせず、自然（天）の流れとともに生きる。
その時に、人の力は最大限に発揮されます。
この休み明けは、自分の動き方を修正するよい機会でしょう。
日々を大切に生きたいものです。
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