こんにちは、暖淡堂です。
朝に読む卦辞は、一日の生活を送る上での指針になってくれています。
ついつい投げやりな態度で過ごしそうになったときに、卦辞の言葉が思い出されて、姿勢を正したりしますね。
秋が深まってきました。
もう初冬と言ってもいいのでしょうね。
北の方では雪が降っているようです。
で、卦を立ててみました。
水沢節が得られました。
易経と新井白蛾「易学小筌」の卦辞
易経の卦辞と新井白蛾の「易学小筌」の卦辞を比較したのが以下の記事になります。
この卦の過去記事は以下になります。
卦辞から今の暮らしを振り返る
水沢節の卦辞は以下の通り。
坎/兌
水沢節
節。亨。苦節不可貞。
節は、亨る。苦節貞にすべからず。
沢に流れ込む水が溢れない状態。
節制をしている様子。
それで節󠄁ですね。
ただ、過剰に節制をするのはよくありません。
適度な節制。
そうすることで願いが叶います。
上卦の坎は危難な状況、下卦の兌は喜ぶこと。
難しい状況を、あまり思い悩まずに乗り越えていくような姿に見えます。
そのような行動が求められる時期ということでしょう。
それでも、節度は守る、規則は破らない。
困難な状況も、乗り越えるか、やり過ごすか、躱すか。
そうしながら耐えていると、いつか状況は変わるものですね。
難しいからといって、規則や制度、規範などに違反したりして、一時的に手に入れたものは身につきません。
困難な状況が終わった後、規則を破って手に入れたものが、その後の足枷や障害になるものです。
今は節度を守ることが求められているようです。
無理なことをしない、ことさらなことをわざわざ始めない。
心の中に余計なものを溜め込まない。
そんな態度で過ごそうと思います。
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